健康と菜食主義
ここでは、宗教や道徳上の理由からではなく、健康を目的とした菜食主義についてご説明したいと思います。
日本ベジタリアン協会によるベジタリアンの本義は「健康で活力のある人」の事であり、「そうなるために肉食を避ける者」であるとされています。
栄養士会など多くの専門家の間では、菜食であっても十分な栄養摂取は可能であり、菜食主義によって生活習慣病・認知症の発症率が低下すると言われています。
また、癌の発症率が低下するとした意見もあります。
確かに、過剰な肉食は中性脂肪・皮下脂肪・内臓脂肪の増加を意味し、必要量以上のタンパク質摂取が原因となって生成される多量のアンモニアを排出する為に、腎臓や肝臓に負担を強いる事になるようです。
しかし、これは過剰な肉食の弊害として言われている事であり、菜食主義者による説明を完全に鵜呑みにする事は危険であるとの意見もあります。
例えば、米国で菜食とされる野菜の多くはフライドポテトを指す(18歳以下では摂取する野菜の4分の1がフライドポテトである)事などから考えても、菜食であれば健康と言えるものでもないと思われます。
健康の為の菜食主義と言いましても、やはりバランスの良い野菜の摂取が必要です。